謹賀新年。今年も皆様にとって実り多き年になることを願い、私もお見守りくださる神さまにお誓いをし、皆様のお役に立つことができますよう、一層精進いたします。2023年1月4日
謹賀新年。今年も皆様にとって実り多き年になることを願い、私もお見守りくださる神さまにお誓いをし、皆様のお役に立つことができますよう、一層精進いたします。年頭ばかりか、いつも実践していることではございますが。
小学校受験をすると決意をしたお母さまの多くがまず悩むこと、その筆頭が、わが子がやりたくもないことを無理やりさせているのではないか? 特にペーパーで苦手な分野で無理強いをして、わが子の幸せを奪っているのではないか? ということですね。
でもそれ、単にわが子への与え方の問題ですからね。お母さまの教え方、導き方のテクニックの話です。ベテランの先生が幼児を教えるようなわけにはいきません。そりゃそうです。お母さまからしたら、わが子への愛が先走るあまりに、「どうしてわからないのっ!」「さっきやったばかりでしょっ‼」と声がきつくなってしまう、ということは、「お受験あるある」です。
それは言い方の問題なので、わが子が受験準備で苦しむこととは直接の関係はないです。
たとえ話をします。育ち盛りのわが子には食から摂取する栄養は大事ですよね。つまり栄養価が高く、消化の良い食事を摂ることですね。その時に、「ホラ、食えよ」なんて言おうものなら台無しじゃないですか。
それに対して、「おいしいよ。体も大きくなるし、頭も良くなるよ。さあ召し上がれ」と言葉をかけられたら、舌より先に頭脳の方で美味しさを感知しますよね。
食事は絶対に摂らなきゃダメです。なぜなら胃袋が栄養を欲してお腹ペコペコだからです。だいたい食べなきゃ死んじゃいますからね。生命の危機です。
同様に、知的栄養も絶対に摂らなきゃダメです。なぜなら頭脳が知的栄養を欲して、頭もお腹ペコペコだからです。外的刺激をさまざまに受けて脳は機能を高めます。その方法はさまざまですが、ペーパー教材を使って知育を高めることも必要なことです。
幼児はごはんを食べることと同じくペーパーもやるんです(ペーパーでなくても何らかの知的刺激を与える)。そこ、悩む必要はまったくないです。そして、わが子がかわいそうと思うのは、いたわしく思う箇所が間違っています。
与え方ですよ、与え方。たとえお母さまのわが子への教え方がへたくそでも、愛情があれば伝わります。単にヒステリックに与えたら、わが子の情緒面で良い効果が得られません。そこに愛はあるんか?
ですからね、お母さまが苦手なこと、つまりわが子にペーパーを教える時に、うまく教えられなかったり、声掛けでじょうずに導けなかったり、つい怒ってしまうことで苦しむぐらいならば、ベテランの先生に代わっていただいた方がよくないですか? 個人指導をお願いする方がいいと思います。全部でなく、一部でいいので。
もちろんコストはかかりますが、専門外のことに精通するために大変な努力をする必要もないと思いますよ。むしろお母さまは、わが子と楽しく日々の生活を充実させることに注力した方がよくないですか? 外遊びや運動や、お料理やお片づけや、その他お母さまがわが子と一緒にすると楽しいことってあるでしょ?
お考えに整理がつきました? 今まで悩み方で間違えていませんでしたか? すっきりしました? 年末のお掃除のやり残しがあったらすっきりしないでしょ? わが子が輝く子に育つために、親も気持ちの整理もつけて、年初から頑張っていきましょう。私も一緒に走りますよ。