今年の大学入学共通テストは日程を終了しました。2023年1月18日
今年の大学入学共通テストは日程を終了しました。ここまでわが子を育ててこられた親御さんに、敬意を表します。よくぞ頑張られた。お疲れ様です。
前回より続き
幼児に限らず大人でも、皆と同じように行動できない、という人は少なくありません。能力的にできない、または身体的に動けないという場合は別の対処がさまざまにあります。
しかし、普通の状況下で、皆と同じ行動ができないことが、時として問題となることがあります。特に日本は「恥」を重んじる文化がありますから、同調圧力をお互いにかけやすい社会ですので。
「困った子」という小学生は昔からいてですね、私などもその代表なわけです。学校の先生の指導や哲学のブレを論破したりとか、先生が「こうしなさい」と指示を出しても、「こっちの方が良い方法だし効果的だ」と逆らったりと。私の場合は発達障害というよりも自己推進言動無軌道という症状だったかもしれませんが。
権威の後ろに隠れていることを看破されるような、みっともない大人にだけはなるまいと誓って大人になりました。そこだけは自分を誉めてやろうと思います。
親として、わが子が他の子と同じように行動できないことを気に病むことは多いでしょう。それはある部分までは「家の教育」や「しつけ」です。しかし親がいくら教えても、わが子の良くない言動が改善しない、ということは多いです。それを気に病んで親が病むことが、見ていて痛ましいです。
多くの場合、そして大抵は、子どもが成長するほどに社会的訓練を受けて、困った言動は姿を小さくしてゆくものなのですが。
少なくとも親の子育ての責任ではないことを裏付ける根拠として、いまだ科学や医学で解明できていない多くの実態が報告されています。つまり親の努力だけでは解決が難しいことがある、その研究報告です。
以下は記事の抜粋です。
「発達障害」クラスに3人の“衝撃”…「もしかしたら」と感じたら早めに受診を 早期の“療育”が効果的© FNNプライムオンライン
公立小中学校の通常学級に、発達障害のある児童生徒が8.8%在籍していると推定されることが12月13日、文部科学省の調査で分かった。
35人学級なら3人ほどが該当する。
2012年の前回調査から2.3ポイント増えた。
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教員の判断を基にしているので、文科省は「発達障害の児童生徒が増加したのではなく、教員側の理解が深まり『該当する』との判断が増えた」と分析している。
これは「通常学級」の児童生徒を調査した結果なので、「支援学級」等を含めると、その割合はもっと高くなるだろう。 以下続く