目標なき人生は海図なき航海であり、それは人生の漂流だ、と申します。2023年11月1日
目標なき人生は海図なき航海であり、それは人生の漂流だ、と申します。わが子の輝ける未来はまだ先が見えないほど遠くにありますが、親が決意して足を踏み出す眼前の第一歩が小学校受験でしょうか。わが子と手を取り合い、一緒に準備を重ねてきた小学校受験が本格的に始まります。
「合格」をいただきたい、そう願う親の気持ちはよーく理解できます。でもね、わが子が日頃の力を存分に発揮できればそれで十分。わが子にとって良い結果でありますように。と、そう願えればいいですね。そこが親の修行です。
良い結果とは、「わが子が幸せになれる学校」に合格できる、ということです。学校との適性が合っていれば合格となるでしょう。なぜなら入試問題とは、「わが校はこういう子がほしい」という学校の主張が反映されるからです。合っていれば合格するし、合っていなければ不合格です。小学校入試は子どもの能力が試されるものですが、もっとも大切なことは子どもと学校の適性が合っているかどうかです。万一不合格だったとしても、その学校とは適性が合わなかったということです。別にお母さまの子育てを否定されたわけではないです。ここ、大切なところですよ。
学校までは親は一緒でも、試験場に一歩足を踏み入れてからは、わが子一人の挑戦になります。さあ、わが子が今まで蓄えた力を全部発揮できるように、お母さま、お父さまは心を整えて送り出してあげてください。
下の文は、カソリックの学校で母親が学ぶ教えを記したものです。わが子をありのままに愛する母の慈愛に満ち溢れています。わが心に語りかけてみてはいかがですか?父親にとっても子育てのありようを見直す良い機会です。
☆親の祈り☆
神様
もっとよい私にしてください。
子どものいうことをよく聞いてやり
心の疑問に親切に答え
子どもをよく理解する私にしてください。
理由なく子どもの心を傷つけることのないように
お助けください。
子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず
子どもの小さい間違いには目を閉じて
良い所を見させてください。
良い所を心からほめてやり
伸ばしてやることができますように。
おとなの判断や習慣で子どもをしばることのないように
子どもが自分で判断し自分で正しく行動していけるよう
導く智恵をお与えください。
感情的に叱るのでなく正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるかぎりかなえてやり
彼らのためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。
不平を言わないように助けてください。
こちらが間違った時にはきちんとあやまる勇気を与えてください。
いつも穏やかな広い心をお与えください。
子どもといっしょに成長させてください。
子どもが心から私を尊敬し慕うことができるよう
子どもの愛と信頼にふさわしい者としてください。
子どもも私も神様によって生かされ愛されていることを知り
他の人々の祝福となることができますように。