③ 復線します。6月12日の通信につづきます。2024年7月3日
③ 復線します。6月12日の通信につづきます。
前回の通信では、現代において健康を損なう原因の一つに食品や食材に含まれる有害物質の可能性について記述しました。
今回はまた別の観点です。日本は世界で唯一の原子爆弾の被爆国です。広島や長崎で数十万人の犠牲者の実態を世界はどのように受け止めたのでしょうか? 少なくとも現在でも半数近くのアメリカ人は、原爆の使用は日本が早く敗戦を受け入れるために有用であっただけでなく、原爆を使用せずに戦争を継続した場合よりも、原爆を使用して戦争を終結させた方が、より少ない犠牲者数で済んだ。と原子爆弾の使用を肯定する意見を持つ人が多いことに、日本人としては衝撃を受けます。
その肯定感の上に推進したのが、戦後のさらなる核開発です。戦後アメリカなどにより、太平洋上にて核実験が繰り返し数千回も行われました。1954年に大気圏内核実験により、第五福竜丸で操業中の日本人漁船員が被爆したのは有名な話です。そもそも女性の水着のビキニとは、ビキニ環礁で水爆実験を行ったその衝撃を、水着のデザインの斬新さと紐づけて名づけられたものです。
現代を生きる子どもたちは(我々も)、原水爆の爆発実験を公海の洋上で、1946年から1962年まで行い、年間何百発という規模で核爆発させ放射能を浴びせまくった魚や海産物をたくさん食べて育った世代の息子や娘たちの、そのまた子ども、孫世代の子どもたちです。何らかの残留放射能の影響を受けていないわけがない、と私は考えています。それをだれも声高に言わないのは、万一研究が進み、そこに科学的根拠があることが白日の下にさらされると都合が悪くなる首謀者と主要国に、こちらが首根っこを押さえつけられているからです。
なぜアトピーで苦しむ子が多いのか、なぜ何らかの障がいを持つ子が増えているのか、理由の一つがそこにあるように私は考えています。もちろん科学的論拠や証拠に基づくものではなく、単なる個人の感想です。
今現在地球の温暖化が大きな環境問題となっていますが、それは長い地球の歴史を考えれば、かつて幾度となく地球で起きた氷河期と同様の、大きな自然現象のうねりの一事象に過ぎないのかもしれません。
それは言い換えれば、人間のしでかした愚策とあやまちにより自然環境そのものが環境破壊の下に大きなうねりを見せているのかもしれない、というのが私の仮説です。(話は続きますが、話の方向性としては、ではどのように社会で対応するかという解決案へと続いていきます)