幼児とは、まだ社会的な行動規範が身についていない存在です。2024年10月16日
幼児とは、まだ社会的な行動規範が身についていない存在です。ですから、と言うよりもそれを学ぶ最中が幼児の日常生活ですからね、まあ困ったことを山ほどしでかす存在なんです。
何より大事なのは「社会性」という行動面でのスキルの獲得ですね。幼児教育とは、知育ばかりではありません。というよりも、一歩家の扉を開けたなら、外はすべて社会ですから。社会のルールも知らずに表にわが子を出すとは、猛獣のいる荒野に、身を守る武器を持たせずに放つようなものなんです。
慶応会幼児英才教室ではまず、幼児にペーパー知育を教える前に、会員お父さま、お母さまに子育てのスタンダードを教えています。立派な方に改めて基本中の基本を確認させていただくのも気が引けますが、今まで見過ごしてきたところがないように、あいさつの仕方とか、会員同士、先生や事務スタッフに対し、そして周りの事物に対しリスペクトを怠らない等です。と、もはや幼児教室の範疇を超えているのでは? と一般的な子育てしかしていない親からしたら驚愕の日々が始まるわけです。
「そんな窮屈なことからですか? わが家は子どもの自主性を大事にして育てているので、型にはめたような子育てはしたくないのですが」という愚問を抱えた親御さんが慶応会には一人もいらっしゃらないことが、実に素晴らしいことです。
今、わが子の自由をはき違えた父母の子育てにより、社会から疎外されるわが子たちの悲劇の例を、ここでまた列挙する必要もないと思いますので先に話を進めますね。
では、親に窮屈を教えることが、わが子の受験結果とどのように結びつくのか? という素朴な疑問には、率直に回答できる合格の実績が慶応会にはあるわけです。
慶応会で育つ幼児と父母のようすをご覧いただければ一目でわかります。なるほど、態度、立ち居振る舞いが立派です、と。
慶応会が「善」と判断する行動様式は、その理由を解説すると、ほとんどの方に納得を得られると思います。事実、各小学校の先生たちの高い支持があると思います。それが理由で全く縁故を持たないファミリーでさえ、しつけやわきまえや分別や我慢を求められる最高峰の小学校のひとつである学習院初等科にも、毎年慶応会から複数名が合格し、進学をしておりますので。つづく